2022年 06月 01日
「名づけについて」
気づくと30年目になる福岡大学スポーツ科学部での授業。近年出席をとる時に、学生の名前を読めない、また、覚えられないことにショックを受けています。
昭和の時代は、たくさんの兄弟がいて、1番目に生まれた人は、「一郎」とか、いつかは政治家にと覚えられやすいように「太郎」にしたとか(笑)女の子は「子」が付く人が多かった、など、時代背景がありますね。
ところで「光宙」と書いて、この子の名前をどう呼びますか?
最近、デジタル化推進の一環で、来年2月に戸籍の名前に読み仮名を記すことになり、その具体的なルールについて中間報告がありました。
流石に、「一郎」を「じろう」と読ませるのは認められないようですが、「光宙」を「ピカチュウ」というのは、今のところよさそうですよ。子どもへのおもいを込めた名前に、想像の翼は広がりそうです。
by studio-paradiso
| 2022-06-01 19:15
| 楽園通信