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「名づけについて」

気づくと30年目になる福岡大学スポーツ科学部での授業。近年出席をとる時に、学生の名前を読めない、また、覚えられないことにショックを受けています。

昭和の時代は、たくさんの兄弟がいて、1番目に生まれた人は、「一郎」とか、いつかは政治家にと覚えられやすいように「太郎」にしたとか(笑)女の子は「子」が付く人が多かった、など、時代背景がありますね。

ところで「光宙」と書いて、この子の名前をどう呼びますか?

最近、デジタル化推進の一環で、来年2月に戸籍の名前に読み仮名を記すことになり、その具体的なルールについて中間報告がありました。

流石に、「一郎」を「じろう」と読ませるのは認められないようですが、「光宙」を「ピカチュウ」というのは、今のところよさそうですよ。子どもへのおもいを込めた名前に、想像の翼は広がりそうです。 


by studio-paradiso | 2022-06-01 19:15 | 楽園通信